撮影国:タンザニア
撮影地:ンゴロンゴロ自然保護区
撮影時:2018年1月28日
メモ:体長21センチ位の大き目のハタオリ。
ズグロウロコハタオリ、
カオグロウロコハタオリ、
ミミグロハタオリは15㎝くらいだから、
これは、だいぶ大きく感じる。
体が大きいのもあって、他のハタオリに比べ、つり巣が大きい。
それだけでなく、乱雑できれいでない巣の形が特徴の鳥。
ンゴロンゴロのあるエリアではたくさん見かけるが、北部タンザニアの固有種。
地味で、余り見栄えもしないので、
鳥好きな方でも、
固有種で、この種の巣はだらしない感じのあれですと見せながら説明しても
反応は薄い。
目がきついのも不人気な理由かもしれない。
いるところには、余りにもたくさんいるので、すぐに真面目に写真を撮る気になりにくく、
後で撮ろうとして、撮りそびれることがあるような鳥。
よくよく見ると茶色のグラデーションがきれいともいえるが、
やはり見栄えはあんまりしない。
でも、この種の乱雑な巣なら、遠くからつり下がっている巣だけをみて、
クリオオニハタオリの巣だと認識できる。
ほかのハタオリの巣は、鳥が来ているのを観察しない限り
どの種の巣なのかはわからない。
巣の作成中だったり、巣から出たり入ったりするのを観察して
ようやく誰の巣かわかるというのも面白いけども。