図鑑ではよく見ているけど、実際には見られないというか、見にくい鳥というのがある。
鳥や哺乳類の旅に行く前には、見られる可能性のあるリストを作成してお渡ししている。
その元のリストは現地からもらう。
初めて行く国であれば、私も図鑑とリストを見比べて、まず和名を入れて、あとは図鑑をよく眺めながらその鳥の名前と絵を覚える。
最近は記憶力が落ちてきて、覚えるのがしんどいというか、覚えられなくなってきたというのが正直なところだけども。
でも、図鑑で一目みて「あ、これ見たい!」と思った鳥は、忘れない。
たいてい華やかだったり、可愛かったり、逆にエッというような形の鳥だったり、
日本にいない仲間の鳥も世界にはたくさんいるので、驚くことに事欠かない。
世界中の鳥の種類は約1万種。
いろんなところに行ったけど、まだ全然知らない鳥がたくさんいる。
何種見たのか数えたいと思っているけど、数える気力と時間がいまのところない。
近いうちにしたいけど。
このアフリカマメガンも2年前に初めてやっと出会えた。
見た瞬間に、珍しくすぐに分かった。
でも、かなり遠くてもっと近くで見たい!と思っていた。
そして2年後の今年、もっと近くで見えました。
これでも50メートル以上は離れているかなぁ。
でも、比較的近い方。
こちらの派手な色合いが雄。
たいてい雄のがきれいな鳥の世界です。
いつか見たい鳥にはそのうちきっと出会えると思っています。
図鑑を見ながら鳥を覚えるのは、楽しいのもありますが、結構ツライというのもあり、
覚えるのが辛い時は、可愛い子はいないかなぁ~と違う目線で図鑑を眺めています。
どの鳥も図鑑より、本物はもっと可愛いか、きれいで、やっぱりリアルなものは美しいといつも感じます。
映像でなんでも見られる時代になりましたが、やっぱり本物にリアルに出会う醍醐味ってあります。
ちなみに、この鳥は、ボツワナのマウンのホテル、Sedia Riverside Hotelから、2017年10月14日の朝に観察しました。