マダガスカルで名の知れたワオキツネザルとアイアイ それは原猿(レムール)です

マダガスカルだけにいる動物に原猿、フランス語でレムールという動物がいます。マダガスカルはフランスの植民地だったので、外国語はフランス語でフランス語の名前がついているものが多くあります。

原始的なサルの仲間で、目がパッチリというより、大きく出てるので可愛らしいというのと違い、独特な雰囲気のサルです。

このレムールの中で最も日本人によく知られているのが、写真の原猿、ワオキツネザルとアイアイでしょう。

お腹に子供がついているワオキツネザル
お腹に子供がついているワオキツネザル

尾が白と黒のしましまで、昼行性、昼間に行動するタイプです。どの個体も白いリングの数は13です。樹上生活が基本ですが、水を飲みに地面に下りてきていました。

レムールには、夜行性と昼行性、そしてどちらも行動する変わり種もいたりと、ざっくり言って50種以上はいます。

aiai

 

 

アイアイは夜行性で、生息地も限られ、見ることはとても難しい、超レアなレムールです。自分もまだ見たことはありません。写真がないので、簡易図鑑の表紙を載せました。

指が長いのは、主食のラミーという樹の実(クルミみたいな固い皮)に穴をあけ、ほじって食べるのに使います。

アイアイのいる森には、今回も訪れたのですが、穴の開いたラミーの実を見て、アイアイは本当にこの森にはいるんだなぁと。

マダガスカルには「アイアイを見ると誰かが死ぬ」という迷信があり、嫌われていますが、いつか会いたいアイアイです。

アイアイ見たい!という、声も多いので、またマダガスカルのツアーは作るだろうなぁと思っています。

この記事を書いた人

アバター画像

橋場みき子

生きものに出会うために自然の旅に出かけてその環境の動植物を観察してメンバーと気づきを共有し楽しむのがライフワークです。自然の旅はリクエストに応じてご案内もしますし、自分が行きたい場所、出会いたい生き物の情報がが入ってくれば、声をかけて二人でも、いなければ一人でも出かけます。今年は新しい情報、人との出会いが多く違う世界が見えてきました。同じような感性の方と出会いたい。そのためにはどうしたらいいのか?を最近よく考えています。

イベント情報

イベント情報

ただいま、オンラインで、zoomを使ってイベント開催中です。リアルなイベントは、様子をみながら再開を検討します。

国内で観察撮影した写真を見ていただき、その時の様子をお伝えしています。

みなさん、ぜひ一度お気軽にいらしてください。

生きものや自然、旅の話でおしゃべりしましょう。

Facebook Page

「いいね!」すると、ブログ更新のお知らせと、世界の旅で撮影した写真があなたに届きます。