撮影国:タンザニア
撮影地:セレンゲティ国立公園
撮影時:2018年1月30日
メモ:体長120~150㎝と大きく、しかもこの顔。
数も多く、ひんぱんに見かけるので、鳥に興味がなくても、印象にのこる鳥。
ハゲワシと一緒にいることが多い。
ハゲワシは、肉を食べ、アフリカハゲコウは、骨を食べる。
ハゲワシが群がって食べている現場に遭遇したならば、必ずその近くにこの鳥もいる。
獲物が骨になるのを、やや距離をおいて見ているかのようだ。
アフリカの死んだ動物は、肉も骨も、ある程度のサイズのものならば、
すべて食べ尽くされ、跡形もなくなるので、
病気で死んだ動物から、病気が蔓延することを防げると聞いた。
インドでハゲワシが農薬等で大量に殺され、激減し、その役目を担う動物が犬にかわると、
きれいに食べつくせないので、衛生的に問題が発生したという。
ハゲワシもこのアフリカハゲコウも、
大事な大事な、掃除屋さんなのだ。
顔がいかついが、おじいさんの様にも見えて味がある。
キャンプサイトで人の背後から食べ物を狙うその様は、
見ているだけでも怖いが、
アカシアの樹の上や、
地面に多数みかける姿は、
アフリカの広大な大地にはまり、カッコイイと思う。
偉大なる掃除やさん、
これからもよろしく頼みます。