飲み物を飲んだ時の支払い
場所は、宿のレストラン、
夕食時に、飲み物、お酒などを頼んだ時の支払いのことをです。
よく行く、アフリカタンザニアでは、
ドリンクのオーダーは、私たちのテーブルについてくれた給仕さんが、
手書きで書いていきます。
日本もまだそういうところもありますが、
そのメモの数が合ってないこともあるので、
飲んだ数は確認しましょう。
日本ではしないかもしれませんが、した方がよいです。
間違いが多いからです。
多く払っても全然いいからそんなことしたくないという方は、特にいいと思いますが。
レストランのシステムが悪い場合
飲んだあと、お客にサインとルームナンバーを書いて確認させる宿もあるのですが、
これ、大丈夫そうで、意外に問題があるのです。
自分の部屋番号を書かない人がどうもいるようで、
人の分を払わされそうになったことがあります。
これ、その人が圧倒的に悪いですが、
故意なのか、本当にただ間違ったのかわかりませんが、
チェックアウトしてしまえば、もう追っかけられないので、
飲み逃げしている人、多いようです。
私が「サイン違うでしょ。」と指摘したら、
「あぁ、そうだね。じゃ、これはいいよ。」と簡単に言われましたし。
アメリカ駐在が長かった方から
「アメリカでもよくあったわ、注意してね。」
とも教えていただき、そんなこともあるのかと。
読んだ皆さんが、悪用しないことは、信じています。
お釣りがないことが多いアフリカ
タンザニアでは、タンザニアシリングという自国の通貨がありますが、
宿ではアメリカドルで、支払えることがほとんどです。
便利といえば便利ですが、
そのためなのか、
レジには、お釣りのためのお金というのは、
入っていないことが多く、
4ドルのビールを飲んで、20ドル札を出したりすると
お釣りが無くて、すごく待たされることがあります。
というわけで、自衛手段として、
常に細かいお金を用意しておいて、
寄せて払うというのが得策です。
寄せて払うというのは、
チップも払う必用があるので、
飲み代+αが必用になるからです。
お釣りが欲しい時は、もちろんそういいますが、
明日も滞在する宿だったり、
もしくは今晩よくしてもらったという事なら、
多めに払って「もう一晩とまるから、明日もよろしくね!」と
伝えておくと、翌日気持ちよく対応してくれることが多いです。
大勢で行ったときは、まとめて払うといい
複数人で飲んだ際に、個人個人で支払おうとすると、
前述の様にお釣りがなくて、より待たされます。
お釣りをもらうのに、食後に好きなタイミングで部屋に帰れないのは、
イライラします。
お釣りは、誰かが支払ったものを、
別の人にお釣りとして渡すということが多いので、
無い時は、本当にないのです。
「1ドル札に両替出来ない?」何回か聞かれたこともあります。
そのくらい、お釣りがない時もあるのです。
というわけで、
1人がまとめて支払う事をおすすめします。
ツアーでは、私が皆さんの分をまとめて支払うことを、了解をいただいてからしています。
どなたが、どのくらい飲んだかを常に把握しないといけませんが、
皆さん申告してくださるので、
それほど困りません。
ただ、毎晩きっちりやらないと、わからなくなるというのはあります。
給仕(ウェイター)の力量が問題な場合
給仕が、自前のメモ帳みたいなノートに
オーダーを書いていくレストランは、かなり注意が必要です。
自前のメモ帳なので、
誰のオーダーなのか、わからなくなることがしばしばあるようで、
飲んでもいないものを、たくさんつけられたことがありました。
余りに多かったので気づけたのですが、
そんなことされると思っていなかったので、びっくりでした。
その彼、人柄はよく
参加者とよく話し、楽しませて、
皆さん気分よく食事ができていたので
余計に驚いたわけですが。
もしかしたら、
騙そうと思ったのではなく、
だれかのかわからなくなったものを
私たちにつけたのではないかと後から推測。
その時は「飲んだ量と、つけてある量が全然違う!」と
まず、支払い場所で抗議し、
アルコールのとりまとめをしている「バーに行ってくれ。」と言われて、
そこで、担当だった彼をを呼んでもらい、
「間違ってない??」と伝えました。
顔色が変わり、
その彼が、自分のメモ帳を焦ってめくりながら、
思い出しているようなのですが、
のぞいただけでも、ぐちゃぐちゃなメモなので、
これじゃ、誰の注文かわからなくなるだろうなぁと。
前の晩、何かがあって「明日サインして!」と言われて、
大丈夫だろうと思っていたら、
大丈夫でなかったという話なんですが。
やはり、飲んだら飲んだ日のうちに確認して、
サインしないとダメなんだと
トラブルになって感じました。
領収書は必ずうけとる
南アフリカでの事ですが、
支払ったのに、領収書を受け取らなかったばかりに、
2度請求されたことがありました。
「領収書がないなら、どんなに言っても、ここでは無駄。そのトラブルはとても多い。絶対にもらわないとダメよ。」
とガイドに言われ、
高い勉強料だと思うことにしました。
お金を払ったからって、
そこで終わりじゃない。
領主書を受け取るまで、
気を抜かないようにしましょう。
これが一番、今までの中で、手痛い勉強代を支払いました。
できるなら
カウンターで、飲み物をもらい、お金を払う。
交換!
それが間違いがないです。
自分だけで飲むならそうします。
飲み物を頼んで、
「いま払うか?」と聞かれたら、
今すぐ払っても大丈夫なシステムということだから、
できるだけ払ってしまいましょう。
間違いがないです。
ある時、個人会計でされていた時の話ですが、
ご自身が注文したことを忘れてしまい、
付けられてる量が多いという話になり、もめたことがあったのですが、
順を追って話しているうちに思い出し、
お店が正しかったと判明。
「ごめんなさいね。」という事になりました。
記憶って、怪しいです。
1回分なら覚えられても、
数日滞在すると、記憶も上書きされるので忘れがちです。
支払える時は、その場で支払って終わりにするのが、間違いの起こりにくい、楽な方法です。
お金のトラブルは、、、
後味が悪いです。
せっかくの好印象の食事の時間が、微妙なものになることもあります。
トラブルにならないよう、しっかりチェックをしてサインをするか、
支払いを済ませてから、お部屋に帰りましょう。
大事なことは
おかしいと思ったら、声をだしましょう。
YESとNOは、はっきりする。
飲んでいないものは、飲んでいないと伝えましょう。
リゾート地で、いいじゃない、という意見も聞こえてきそうですが、
どうしてトラブルになるのかも、宿が理解したほうがいいので、
伝えるようにしています。
さいごに
お金の支払い方は、慣れが必要かと思います。
国によって違うので。
チップが必要な国なんかもそう。
私も、アメリカ、カナダは、支払うのがはじめは億劫でした。
でも、最近は、レシートにチップとして15%払うならいくら、
18%ならいくら、20%ならいくらと金額が書いてあることがほとんどです。
サービスが不満なら減らせばいいし、
夕食で、サービスが普通だと感じたら15%でOKとか、
よければ、端数を丸めて足せばいいとか、
わかれば難しくありません。
アフリカのような、注文が間違って多く入っていたということはないので
そういう点では、楽だなぁと。
手書きじゃないから、間違いにくいんだと思いますが。
「アメリカ人でも、チップは面倒!」
というのを聞いて、
じゃ、慣れてないんだから仕方ないなぁと思えるようになったら
先進国のチップはそれほど嫌ではなくなりました。
何事も経験で、少しずつ慣れます。
失敗して覚えます。
皆さんの参考になれば幸いです。
このシリーズ、書きはじめる前に、考えたものすべて書き切りました。
お読みいただきました皆さん、ありがとうございました。
シリーズものが最後まで到達出来て、とてもうれしいです。
快挙です!