ホフマンナマケモノ お腹に子供が載っています
コスタリカで2年越しでナマケモノに出会えました。
細かく言うと、コスタリカにはナマケモノは2種いて、
ホフマンナマケモノとノドチャミツユビナマケモノです。
顔が違いますが、顔は寝ていると見えない(丸まってるから)ので、毛のふさふさ感というと大雑把ですが、それで違いを感じ別の種類と認識します。
昨年はほぼ同じ時期に行き、ナマケモノに一頭も出会えませんでしたが、今年は6頭出会えました。しかし、顔まで見れたのは、ノドチャミツユビナマケモノ1頭だけ。ホフマンナマケモノは、お母さんに抱っこされた子供の寝顔、ちょっとブタみたいな子だけです。
テレビでは、アップでしか放映されないので、自然状態で実際に動物がどうやって見えるのかはいつも疑問に思いながら、ツアーに出ます。今回、こんな感じの場所で観察しました。さてどこにいるでしょう?
これ、目で見た感じに近いです。望遠鏡でみるとナマケモノが見えます。こんな感じ。起きてる!!顔が見える!!
で、しばらく鳥をみていたので、ここにとどまっていたら、ふと見た人が、ナマケモノ動いてる!!とのびしてました。
10分位の間でしょうか。ナマケモノは動かないと聞いていたし、確かに全く動かない個体もみましたが、この子はナマケモノ的には活発に動いていました。動くんだ~!というのが率直な感想。
実は、観察した日の前日は大雨が降り、道に水が溢れ、保護区内に川が出来て、入れない状況になったほど前日に雨が降っていました。それで、乾かしにきたのか、すごく観察しやすい場所にナマケモノが出ていました。夕方橋の上でナマケモノを見ていたら、他のガイドが「今日は8頭目だよ。」と笑ってましたので、稀なケースだったかもしれませんが。
さて、答えは、
しばらく動いていたナマケモノも、あっというまに丸い置物になってしまいました。動かないから、見れるけど、みてもつまらない状況に。でも、最初に丸い形のナマケモノを見た時はうれしかった~。爪だけ見えて、感激。爪の数を数えて種類を識別したり、こんな風についているんだと、初認識しました。
脳は、見たことのあるものは探しやすいのですが、一度も見たこと無いものは、認識しにくく、探せないものです。これでやっと私の脳みそも初認識! ナマケモノゲット!という感じです。
という感じで、いつも生き物を探して見ています。
セクロピアの樹は、ナマケモノが付いてる樹です。葉が特徴的です。距離は遠いのは100m以上、近いのは3m位で見ました。動物との距離ばかりは運次第です。