マダガスカルの旅、
本日から後半戦。
この国は、生き物が独特で魅力あふれるけど、
国立公園や保護区などの公園以外は、
森がなく、
マダガスカルの生き物、
キツネザルや固有の鳥に出会えることはほぼ無い。
木が伐採され、
丸裸になった大地は、
毎年9月、10月に野焼きの習慣があるため、
雨がすでに少し降った11月のいま、
草がうっすら生え、
それは、それで美しい景色ではあるけど、
よくまぁ、全部切ったもんだなぁと、
車窓を眺めていると、
思わずにはいられない。
首都のアンタナナリボの宿から、
アンカラファンチカ国立公園まで、
そんな自然破壊の象徴のような景色を眺めながら、
今日は正味6時間50分で到着。
ランチと途中休憩で40分くらいは止まったが、
休憩込みで、7時間30分位で着いた。
8〜10時間のつもりでいたので、
最速でこれたことに感動!
途中、
事故渋滞、
マーケット渋滞、(マーケット開催の曜日に当たると町の道路に人があふれて、進めなくなる。)
ゼブー(背中にコブのある、硬い草でもよく食べるインド原産だけどアフリカに適した牛)の群れ通行渋滞もなく、
道路も穴ぼこがそれほどなく、
かなり順調にこれました。
アンカラファンチカ国立公園は、
日本の鳥の研究者、
山岸哲さんらが研究されていた地。
書籍を読んでいると、
必ず目にする地名。
宿に来る前に、
公園入り口に立ち寄ったら、
「鳥の楽園、生命誕生の地」
とフランス語で書かれていると。
シンプルな入り口ですが、
来たかった方には憧れの地。
無事、お連れできてよかったと、ひと安心。
今日は順調でしたが、
移動が大変なこの国。
飛行機でマジュンガまで飛び、
車で移動する方がいっけん楽に行けそうなアンカラファンチカ国立公園ですが、
飛行機が予定通り飛ばすに、
飛ぶまでひたすら待つことになり、
予定が全くたたなくなるので、
今回は、現地ガイドのアドバイス通り、
最初から車移動で手配。
結果、
少人数で、小さい車だったのもあって、
かなりスムーズに早くに着けました。
飛行機を利用するのと違って、
飛行機が飛ぶかどうかを心配せずにいられるだけでもありがたい。
そんなわけで、
多人数でバス利用だったら10時間コースになるかもしれないけど、
アンタナナリボから、
アンカラファンチカ国立公園までは、
車での移動がおすすめです。