10年ぶりの上野動物公園 シロフクロウ、アイアイ、マダガスカルトキ、ツチブタに出会えてうれしかった

写真撮影の練習に上野動物園に行きました。

でも、海外に持っていく望遠レンズを付けたオリンパスのOMD EM-1 MARKⅡとiPhoneXを持って行ったのは初めてでした。

望遠レンズを付けたカメラは重く、

荷物がその分増えるので、

身軽に歩きたい私は、

仕事以外では、持って行く気がしないのです。

しかも、よくよく考えたら、10年ぶりの上野動物公園。

娘とシロフクロウを見に、2人弾丸ツアーで、

1月にバンクーバーに行った前の年のクリスマスが最後だったことを思い出しました。

園内がかなり新しく感じるわけです。

パンダ観察&撮影の話は、別のブログに書いたので、

今回は、その時に見た別のものの話と気づきを少し。

動物園の休憩所

動物園、かなり歩くので、疲れます。

野外で食べるファストフード的なものは売店で売られていて、

ベンチとテーブルの数はそこそこあって、

外で食べるのを気にしなければ、

パンダのいるエリア、東園でも食べるところはあるのですが、

室内のレストランは、西園にしかなく、

歩いて、10分くらい移動する必要があります。

冬は、寒いので、室内に行きたくなりますね。

座れましたが、赤ちゃん、子ども連れの親子でいっぱいでした。

今、新しく東園に休憩所を作っているようなので、できたら改善されるのでしょう。

ワカケホンセイインコ

東園と西園をつなぐ道の途中に、

大きな橋があり、

帰り道に、インコの声がしたら、

ワカケホンセイインコの群れが見えました。

10羽ぐらい。

木の実を、ずーっと食べていました。

近くにイチョウの黄葉がきれいな樹があって、

写真を撮っている人が多かったのですが、

私は、一度しまったカメラを急いで出して撮り始めました。

大きなカメラを公園の中で持っているのは邪魔で

パンダ舎を離れ、食後にしまったのですが、

カメラは、いつでも直ぐ撮れるようにしておかないとだめだなぁと反省。

インコは、

世田谷区に多い、ワカケホンセイインコですが、

「最近、上野あたりまで進出しているらしいよ!」と、

先週、インコのワークショップに参加した際に、

そんな話を聞いたばかりだったので、

ホントだぁ~と。

足を器用に使って、実を食べていました。

何の実だろう??

マダガスカルの島のアイアイ

マダガスカルのコーナーが10年前に来た時に初めて知って、

でも、大したことなかった(失礼)のですが、

今回はすごかった。

アイアイが、たくさんいて、

ちょっと衝撃的でした。

マダガスカルのアイアイの生息地に行きたいというリクエストがあって、

行こうとしていますが、

未だ行けていません。

でも、今回たくさん見れたので、

生息地に行って、

生息する森の環境を見たいと自分も強く思いました。

以前来たときは、木箱に入っていて、

一部分しか見えなかったのですが、

顔、全身、長い特徴的な指、

ふさふさとした長い尾がよく見え

活発に動き、

食べている様子まで見られて、

感動的でした。

マダガスカルトキ

11月に行った、マダガスカルで、

抱卵中のマダガスカルトキをちらっとは見てきたのですが、

きれいなペアが動物園にいました。

しかも誰もこないような場所にいたので、

しばらくじっくり観察しました。

トキはこちらを気にすることなく、羽繕いしていました。

きれいな冠羽。

絶滅危惧種で、

本当は、とても神経質な鳥。

いまやマダガスカルで観察するのは、容易ではありません。

動物園、すごいです。

シロフクロウ

10年前に1羽のシロフクロウが狭いケージに1羽で入っているのを見ました。

クリスマスにその子をみて、

あぁ、本物が見たいと思って、

そしてどうせ行くなら、娘にも見せたいと、

親子弾丸ツアーで、バンクーバーに行きました。

娘にとって初の海外旅行になったのですが、

娘が三脚を私の代わりにかついで、はしゃいで喜んだり、

「ママのカメラ貸してほしい、それじゃないと写真は撮れない!」

「寒すぎる、ママの言う通り本当に寒い!」

など、

思い出深い旅の主役だった、シロフクロウ。

そのシロフクロウが、

繁殖に成功して増えていて、

6羽一緒に大きな東園のケージに入っていました。

久しぶりに観察!

フクロウ類は多くの人に人気があり、

鳥を見ない人でも好きな方が多い鳥です。

シロフクロウのケージは、

今回、私が見た鳥の中では一番人気、

たくさんの人が見ていました。

ツチブタ

アフリカの夜行性の動物で、大きな耳に、太いしっぽ、一属一種の独特な動物です。

ブタという名がありますが、ブタの仲間ではありません。

鋭い爪で、地面を掘ってアリや、巣を壊してシロアリを食べます。

タンザニアに何度も行くうちに、

いつか会いたい動物となりました。

アフリカの哺乳類の図鑑には必ず載っているので。

その子が、3頭もいて、これもびっくり。

こんなところに、、、。

以前はいたのか、

以前は、まだ自分が見たいと思っていなかったから、

気づかなかったかどちらかですが、

かなり嬉しい対面でした。

本物を見ておくと、

脳が認識するので、

次、野外で探すときに、

見つけるのが早くなります。

これは脳科学的に正しいことです。

というわけで、動物園で様々な国の動物に会えること、

私にとっては、とっても魅力的です。

ドバト

ヒグマの頭上に大きな実を付けた木があって、

そこにドバトが、かなり長い事、実を食べていました。

ほとんどの人が、ヒグマを覗き込んで、

ドバトには全く気付いていませんでした。

かなり、バサバサ音がしていて、

それで、私は気づいたのですが。

鳥に興味がないというより、

目でしか見てない人が多い動物園。

でも、それが普通ですね。

ダルマワシ

猛禽舎にダルマワシが、子供のころからいました。

地味なカラーリングながら、

顔の部分が赤いので、小さい時から好きでした。

タンザニアに行くようになって、本物を見ることが出来るようになりました。

タンザニアでは、比較的多い鳥で、でも、よく見えると嬉しい鳥です。

で、会いに行ったら、

つい今月初旬に47年生きていた雄が死んでしまったと書いてありました。

47年も長生きしたんですね。

ご冥福を祈ります。

たしか、ドルコという名前の雌が以前いて、

いま残されたダルマワシの雌がドルコかどうかは書いてなくて、不明ですが、

突然一羽になってしまったんだなぁと。

寒いのに、浅い池の水の中に入りっぱなしでいました。

最後に

学生時代によく来た動物園。

写真撮影の練習目的で来てみましたが、

外国人は増えているし、

大きなカメラを持った人もたくさんいて、

一緒に海外に行きませんか?と

声をかけたい気持ちになりました(笑)

10年ぶりに行って、園内の雰囲気、

来ている人の構成が変わったと感じました。

久しぶりの上野動物園、楽しかったです。

最近、来ていない方、ぜひどうぞ!

パンダを見なくても楽しめるし、

パンダを見たいなら、

前回のブログをご参考ください。

それから、

午前中のパンダ観察にご一緒したのは、

シャンシャンパンダの写真が来年のカレンダーに採用された、さちこさんです!

その時の彼女の記事はこちら。

メッセージ

世界のフィールドを歩き生きてきた私は、移動して自分の知らない世界とつながり、自然や生きもののエネルギーでパワーチャージをしています。クリアな自然の中に身をおき、動植物を感じようとすることは、自分のコアな部分につながり、瞑想しているような落ち着いた時間を過ごすことができます。私とそんな時間を共有してみませんか。

この記事を書いた人

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橋場みき子

生きものと世界の大自然、旅や愛爬ヒョウモントカゲモドキ、ときどき娘のことなど書いています。動植物大好き、自然の旅案内人として、知人・友人に案内しています。2020年3月まで世界の動植物に会いに行く旅を手配・案内する生活をつづけて20年以上、1年に地球5周を移動するような生活でしたが激変。2021年9月私は生きものとのつなぎ人と自覚し復活。鎮まりながら多動し、今日も生きています。

イベント情報

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国内で観察撮影した写真を見ていただき、その時の様子をお伝えしています。

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