アメリカで妊産婦の死亡率が上昇 その理由が怖い ナショジオ2019年1月号

ナショナルジオグラフィック2019年1月号

今月号は、まるごと一冊特別号ということで、

「あなたの命を守る医療の未来」

と表紙にあるように、

最新の医療関連の記事や、

世界中のお宅にある置き薬の写真など、

興味深く読んだ。

しかし、とても衝撃を受けたのが、

特集最後の「出産で命を落とす現実」の記事だった。

アメリカで妊産婦の死亡率が上昇

1990年以降に妊産婦の死亡率が上昇している先進国はわずか2カ国、

だというのに、

米国がその一つだという。

え?という感じだが、

理由が、

黒人の妊産婦のリスクが高いから。

そうとは書いていないが、

もろに人種差別的な話で、

黒人の場合、具合が悪くなった際でも軽視され、手遅れになるパタン。

それも裕福で、全米でも高い医療レベルを誇る病院でそういう事故が起こった話が取材されていた。

いわんや、低所得者の人は、、、ということで、

正直ぞっとしたし、現在でもそうなのか。

人種差別は、私の想像をはるかに超えていた。

医療現場で行われていることに、驚愕した。

人種差別をうけたこと

人種差別を自分も南アフリカで受けたことがある。

フライトが遅れて、

航空会社からホテルを提供され、

その予定外のホテルを探していた時に、

ホテルの入口にいた人にホテル名を確認したら、

「お前らの来るところでないからはやく行け!」

と言われ、

「え?」と思った。

想像していなかったから、すぐに理解できなかったけど。

人種差別だったのか?と、あとから気づいた。

もう20年近く前のケープタウンの町のホテルでの話。

そういう嫌がらせは、命はおとさないから、

スルーすればいいだけのことだけど、

今でも覚えてるくらい、すごく嫌な感じがした。

それを経験したから、今回のこの記事が刺さったのかもしれない。

記事を読んで、何が怖いと感じたのか?

緊急時の医療は、

誰に診てもらったか、

どこの病院で診てもらえたかなど、

日本でもでだいぶ変わってくる。

運、不運があるのも事実だ。

それが、

人種で軽んじられて、

適切な処置を受けられないということが、

外国ではあり得るという事に、

まったく想像していなかったので、驚いた。

もしかしたら、

自分たちも同じ状況に置かれるのかもしれない。

その時、対応してくれる医療関係者、

診てくれるドクターによるから、

黒人だけとも限らないと思ったのだ。

そう思ったら、心底怖かった。

まだ、海外で緊急で救急病院にお世話になった事例は、

幸運にもないけども、

今後そういう事態があるかもしれない。

適切に見てもらえるようアピールして、

具合の悪い人を観察していないとダメなんだと。

病院に着いたからといって、安心してはダメな時もあるかもしれないと。

そんなことが起こらないのが、ベストだけど、

そんなことを想像してしまったので、

誰にでも、どこにいても起こる可能性のあることだから、

知っていたら、命を守る役に立つと思って書きました。

記事の詳細は、雑誌でお読みください。

メッセージ

世界のフィールドを歩き生きてきた私は、移動して自分の知らない世界とつながり、自然や生きもののエネルギーでパワーチャージをしています。クリアな自然の中に身をおき、動植物を感じようとすることは、自分のコアな部分につながり、瞑想しているような落ち着いた時間を過ごすことができます。私とそんな時間を共有してみませんか。

この記事を書いた人

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橋場みき子

生きものと世界の大自然、旅や愛爬ヒョウモントカゲモドキ、ときどき娘のことなど書いています。動植物大好き、自然の旅案内人として、知人・友人に案内しています。2020年3月まで世界の動植物に会いに行く旅を手配・案内する生活をつづけて20年以上、1年に地球5周を移動するような生活でしたが激変。2021年9月私は生きものとのつなぎ人と自覚し復活。鎮まりながら多動し、今日も生きています。

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