海外旅行を決めたら、
できれば行く前に、
最悪でも着いてから、
必ず確認が必要な事柄は何か?
2トップは、
お金とお水、
つまり
通貨と飲料水について。
どちらも死活問題だから。
飲んではいけない水を飲めばお腹を壊すし、
その国の通貨でないと使えない、
カードも使えない状況なら、
たとえ日本円を持っていても、
オモチャのお金と変わらないことになる。
お金・通貨について
日本円からその国の通貨に両替しにくいことも国によってはある。
空港ならたいてい両替できるけど、
レートが悪い、
時間がかかるなどデメリットが。
南米、アフリカはその傾向が強い。
また、自国の通貨はあるけども、
米ドル、アメリカドルがそのまま使える国もある。
タンザニア、コスタリカ、エクアドルなどがそう。
知らないでいると無駄に両替してしまう。
そんな時は、その国の通貨の単位で、
一ドルがいくらなのか?は、知っていた方がいい。
知らないと高くふっかけられてもわからない。
それに、毎回
「ドルならいくら?」
と聞くのは面倒。
再両替を意識しないといけない国もある。
再両替とは、
一度外国通貨に両替したお金を再度日本円に戻すこと。
必ず使い切ってしまえはいいけど、
物価がよくわかっていなくて、
たくさん両替しすぎて、
お金をたくさん余らせて、
日本に帰ってから両替すればいいやと思っていたら、出来ないこともある。
その国でしか再両替できない国がある。
ナミビアとかマダガスカルとか。
お札しか再両替はしてくれないから、
小銭も使いましょう。
小銭を数えるのが面倒だからと、
使わずにいると、
外国通貨のコインは大きくて重いことが多くて、
たまると持ってるだけでも面倒です。
外国通貨は、使い切りがベスト。
また行くかもしれないけど、
レートが大きく変動することも。
紙幣が変わって使いにくいことも。
アメリカドルでさへ、
旧紙幣だと、
アフリカでは拒否されることもあります。
これは偽札防止の意味もあります。
一部が破れているお金は受け取ってもらえず、
使えないことがあるので、
ババ抜きの様に、
そっとお釣りに混ぜられたりもする。
アメリカドルですら、
新しいものがいい。
余った小銭は、
記念に持ち帰りたい人はそうしてください。
また、帰りの空港でユニセフのボックスに募金するという手もあります。
もしくは、
帰りの空港で、
小額紙幣と小銭をあるだけ出して、
カードと合わせて支払い、
使い切るという手もあります。
混んでいない場所でやりましょう。
飲料水
水道水が安心して飲める国は15カ国程度。
その国の水道水が飲めるのか?
地元の人は飲んでるか?
地元の人も必ずペットボトルの水を使っているのか?
レストランで出された水を飲んでも大丈夫なのか?
売っているペットボトルの水は本当に安全か?
などなど、
水は旅行中、悩ましい。
お水が合わないと、
いっぺんにお腹にくる、
体調が悪くなることがあるので、
最重要事項。
海外に行ったらペットボトルの水だけ飲むというのが安全!
と一般的には言われるけど、
軟水の日本から、
硬水の多い海外の水の変化もある。
それでお腹の調子が狂うことも。
歯を磨く際に、
水道水でゆすいでてお腹を壊す人もいる。
シャワーを浴びて、
自然に口に入る水でお腹を壊す人も。
信じられないが、
ペットボトルの水が汚染されている国もある。
ペットボトルそのものの質が悪く変質してたとか、
再度詰めて売られていたとか。
ホテルに置いてあるピッチャーの水、
ボルネオ、コスタリカ、タンザニアなどの宿で、
ペットボトルは、環境を破壊するから、
このピッチャーに入った水を使ってくださいと、
説明書きがあって、
部屋に置かれてることが時々ある。
そんな時、その水をよく見る。
水を目視でチェックする。
なんとなく嫌だったら使わない。
具体的には、固形物が浮いてるとか、
蓋が閉まってないピッチャーだったりしたら。
ホテルを全く信用しない訳ではないけど、
回転の悪い宿だと、
その水はいつからそこにあるのか全くわからない。
疑り深いのは、トラブルを防ぐための自然の癖。
第六感でも、
なんでも信じて嫌だったら使わない。
口に入れて違和感があったらすぐ出すとか。
自分の感覚に従おう。
先進国への旅と非先進国への旅
書いていたら、
思いの外長くなった。
先進国なら、
お金のこともお水のことも、
気にしなくても問題ないだろう。
でも、気にしなくていいことを確認してから行こう。
もしくは、着いてから信頼できる人に聞くとか。
非先進国なら、
必ず準備していこう。
それが出来て、
現地で楽しめる。
旅のトラブルはスパイスにもなるが、
致命的なことになると、
旅が楽しめなくなることも。
だから、最低限2つのことだけでも確認して出発するのをおすすめします。
みなさん楽しい旅!