サバンナヒヒ、サバンナモンキー、に続き、ブルーモンキーが北部タンザニアのサファリで見やすいサルです。
先の2種と違って、より樹林帯での生活を営み、アルーシャ国立公園、マニヤラ湖国立公園などの大きな森のある公園では、見かけるチャンスが高いサルですが、樹木の中を動くのでそもそも見難かったり、距離が遠かったりと観察しにくいサルです。先の2種の10分の1以下位しか見ることはできないでしょう。
ブルーモンキーが近くに出たら、「見てください!」と叫んでいます。そういう意味では、会えたらうれしいレアキャラです。
ブルーモンキーという名ですが、男の子のあそこは青くないです。体毛の色が光の当たり具合によって、グレーブルーに見えるだろう?と現地ガイドは言いますが、私には青く見えたことはないです。
このサル、なかなかいい写真が撮れないでいましたが、今年始めて超近距離で、しかも15頭位の大きな群れで、食事をしてくれたので、ゆっくりじっくり見ることもでき、撮影もできました。ラッキーです。
ブルーモンキーの群れをみたのは初めてで、興奮してしまいました。ツアーだと当然ですが、自分がタンザニア人のドライバーガイドを除くと一番サファリ経験が多いので、これは稀なことですよと、お伝えするのですが、そんな時は自分が一番、ドキドキしている気がします。
ブルーモンキーの子連れは、初めての撮影です。自分、目が悪いので、メガネを使用していますが、矯正しても1.0がやっとなので、よく見えていないことが多いです。ただ、みなさんより経験値があるので、どこにいるとかに先に気づけ、お伝えできる訳ですが、母に抱かれた小さい子供が葉に隠れていたりすると見えていないことも多く、この時も、参加者が先に気づきました。
誰かが気づいてみんなでそれを共有し、見て盛り上がるのは楽しいです。動物好きなメンバーのたくさんの目で探した方がよく見つかります。また、見つけた人はそのこと自体が、とてもうれしいし、教わって見られたみんなもうれしいのです。
サファリは、一緒に行くドライバーガイドとメンバー次第で、見られるものが、まったく違い、楽しさも大きく異なります。
「アフリカにいつかサファリに行こう!」って思っている方は、この点よく覚えておいてくださいね。大事なポイントです。
というか、自然観察の旅のかなめは、誰と行くかです。ただ行っても見えないことが多いからです。