4月25日越後湯沢の駅から出発した3日間の旅が昨日終わりました。
例年より雪が少ないと
魚沼が地元の運転手さんや宿の人から伺いましたが、
雪解け直後のカタクリの芽だしもありましたし、
満開のカタクリやたくさんのスミレにも出会えました。
そして、桜にも再会。
今年は、満開に咲いているもの、桜吹雪のステージ、
地面に一面の花びらというのもたくさん目にしました。
生憎、雨降る寒い3日間でしたが、
植物観察中はそれほどひどい雨にうたれずにすみました。
ただ、日本海側に出てからのイソスミレとアナマスミレの観察中は、
強い風に吹かれ相当寒かったです。
それでも、スミレはちゃんと咲いていて、
神がかり的にその時だけ雨が止み、時おり太陽まででました。
その後、また雨が降って、凍えましたが、上越妙高駅解散前にはすっかり晴天に。
皆さんケガ無く無事に帰られて、何よりでした。
春の花の咲き具合は、
本当にわからないのですが、
2019年はいったん気温がぐっと上がったあと、
また冷え込んだのもあって、
季節の進み具合は、
ほぼ例年通りだったでしょうか。
観察してきた花を少しお伝えすると、
コシノコバイモ、カタクリ、オトメエンゴサク、ミチノクエンゴサク、イカリソウ、アズマシロカネソウ、コシノチャルメルソウ、ホクリクネコノメ、オオイワカガミ、コシノカンアオイ、イワナシ、チゴユリ、センボンヤリなど。
スミレは、アオイスミレ、ナガハシスミレ、オオタチツボスミレ、スミレサイシン、コスミレ、ツボスミレ、ヒメスミレ、スミレ、オオバキスミレ、イソスミレ、アナマスミレ、ほか雑種と推測されるものなど。
樹木はアブラチャン、オオバクロモジ、キタコブシ、ユキツバキ、ユキバタツバキ、キブシ、オクチョウジザクラ、ミヤマカワラハンノキ、ユキグニミツバツツジ、ウワミズザクラなど。
花の旅は、
植物観察家の鈴木純さんが事前に観察地を下見して、
一番いいところを案内してくれるので、安心です。
鈴木さんのすごいところは、
走って観察地を探す熱意と気力と根気。
何かがあると思って、奥まで入った場所で見つけたという、
アズマシロカネソウ群落ポイントは驚きでした。
今年も素敵な花旅でした。
ご参加の皆さんと新潟の春の植物に感謝です。
昨年の佐渡の花旅の記事も読んでいかれませんか。