沖縄のジュゴン 4頭目が確認される 2017年3月19日

沖縄西部の本部(もとぶ)近海

ジュゴン、という動物を知っていますか? 海に生息する生き物で、クジラのような体に、やさしい顔つきの海洋性哺乳類です。体長は約3m位、尾はクジラの様な尾びれで、海草(アマモなど)を主食とします。

くわしくは、WWFのサイトを見てください→こちら

沖縄滞在中の西部を移動中に「この近くにジュゴンが3頭生息している。」ということを、聞きました。

その翌日「4頭目が確認された。」とニュースで報道されたことを聞きました。個人的には衝撃的ニュースでした。沖縄本島周辺の海にジュゴンみたいな動物が、まだ生活できているんだと。

基地問題で、報道されることの多い沖縄ですが、こういうニュースも放映されるといいのになぁと、できたら映像が見たいです。

学生時代に三重県にある鳥羽水族館で、ジュゴンを見たことを思い出しました。日本で唯一、ジュゴンを飼育している水族館です。機会があったら、ぜひ見に行ってくださいね。自分もまた行きたくなりました。

似た動物にマナティがいますが、マナティは尾の形が丸いウチワ型です。卒業旅行で、弟に借金して行ったガラパゴスの帰りの経由地、マイアミの水族館で20年以上前に見ました。似た雰囲気です。

この2種もきっと収斂(しゅうれん)進化なのでしょう。収斂進化とは、簡単に説明すると、別の種の生き物だけど、生活環境が似ていたために、遠く離れた場所でも、同じような形になった、進化したとする考え方です。もっとわかりやす言うと、赤の他人だけど似ている、他人のそら似みたいな関係です。

ジュゴンもマナティも見たことをほとんど忘れていましたが、今回のニュースを聞いて、しばらくぶりに思い出してきました。

地球環境は常に変化しているはずですが、ジュゴンやマナティが、そしてどんな生き物も、生活できる場がなくなるほどに脅かされないことを心から願います。

ジュゴン4頭目確認!のニュースはこちらです。

 

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世界のフィールドを歩き生きてきた私は、移動して自分の知らない世界とつながり、自然や生きもののエネルギーでパワーチャージをしています。クリアな自然の中に身をおき、動植物を感じようとすることは、自分のコアな部分につながり、瞑想しているような落ち着いた時間を過ごすことができます。私とそんな時間を共有してみませんか。

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橋場みき子

生きものと世界の大自然、旅や愛爬ヒョウモントカゲモドキ、ときどき娘のことなど書いています。動植物大好き、自然の旅案内人として、知人・友人に案内しています。2020年3月まで世界の動植物に会いに行く旅を手配・案内する生活をつづけて20年以上、1年に地球5周を移動するような生活でしたが激変。2021年9月私は生きものとのつなぎ人と自覚し復活。鎮まりながら多動し、今日も生きています。

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