いちおしの図鑑
エクアドルの鳥の図鑑、
2019年現在なら、こちらがおすすめ。
でも、この図鑑は重い。
昭和の時代の電話帳の厚さ位ある。
量ってみたら、1,163グラムでした。
重いけど、エクアドルで探鳥するなら必須。
図鑑が必要な理由
私は仕事なのもありますが、
探鳥中、図鑑は常に必携しています。
何を見ているのかを確認するのに、
名前だけ言われても、
すぐわかるほど、
種数も少なくないし(エクアドルは1600種以上!)
名前でわかっても、
図鑑を見て確認したい。
細かいところまで
詳細には覚えてないから
似た種がいれば、
いちいち確認しておきたい。
それをするには、
図鑑が必用。
そして、
何の鳥を探しているのかを伝えるにも、
名前だけで伝わる人ももちろんいるけども、
絵を見せた方が早い。
直前に脳にインプットすれば、
脳科学的にも見つけやすいと知る。
わからないものを探すより、
わかっているものの方が、
数段、目に入ってきやすいから。
という訳で、
エクアドルだけでなく、
探鳥するなら、
必須な
大事な大事な図鑑なんですが、
これが重い。
でも、実はこれでもだいぶ軽くなったんです。
ひと世代前の図鑑
2001年発行の図鑑は、何と約2キログラムもありました。
それがこの図鑑。
解説と鳥の絵が分かれているページ構成のお陰もあって、
本をちぎって、
索引と絵の部分だけにして合わせ、
新たに簡易的に製本して、
使っている人が続出しました。
2キロもあって、そんな構成なら
私もきっとそうしただろうと思います。
ほかのおすすめ鳥図鑑
写真図鑑が嫌いでなく、
行く場所があうのならおすすめなのは、
この写真図鑑。
鳥の図鑑は、
写真だと個体差が出てしまうから、
絵の図鑑がよいとおそわりましたが、
私は、
初めて見る鳥のイメージを記憶していく作業には、
写真図鑑のが印象に残るので、
個人的に好みです。
これは、好き嫌いもあるので、
何とも言えませんが、
絵の図鑑で色が違っていたりすると、
全く分からない時もあったりして、
写真だとそれはないので、
いいなと思っています。
あと、絵の図鑑だと、
違いがよくわからないという似た種のものも
写真だとわかる気がします。
やはり個人差があるので、
好きなものを使うのがいいと思います。
この図鑑の写真を撮影している人は、
仕事の関係で以前からも写真を送ってもらったり、
情報を教えてもらったりしていますが、
相当詳しい人で、
エクアドルのトップバードガイドと言っても過言ではないので、
見るだけでもおすすめです。
kindle版
電子書籍版が鳥の図鑑でも出まわるようになりました。
バードウォッチングの旅に行く前に、
どんな鳥がいるのかを見たり、
読み物として読んだりするには、
とても便利だと思います。
電車や飛行機の移動中に見るのも楽です。
でも、野外で実際に使う場合は、
やっぱり重くても紙版の方が、
使い勝手がいいです。
お天気次第で、
日差しが強いと
画面が見えにくいです。
そして、
書き込めないのも難点。
ほぼ見た目は同じで、
鳴き声で区別する鳥というのもいて、
そういうのは、
教わってすぐ書き込みたいところです。
今回、
シロムネオオハシとヒムネオオハシという、
大きさだけが若干違う、
2種のオオハシの声が、
子犬とカエル
だとおそわり、
書き込みました。
実際にその鳴き声の違いがわかり、
参加者とそれに気づき楽しみました。
また、
電子書籍だと、
フィールドで検索しにくいです。
英名を完璧に覚えていれば、
そんなことないのかもしれないですが。
和名も怪しいのに、英名が完璧なんて程遠い自分には、
電子書籍はフィールドでは、使えないなぁと感じています。
最後にここだけ
図鑑も好みがはっきりわかれます。
自然観察目的の宿に行くと、
たくさんの図鑑が置いてあったりします。
古い物から、最新のものまで。
そんな時は、
いろいろみて、
違いを確認して、
自分の好みを探すというのも楽しいですよ。
思いがけず、いいものにめぐりあえることも。
エクアドルでも、
ハチドリだけの図鑑で素敵なのを見ました。