国立科学博物館 日本館1階企画展示室 Flora Japonica フローラ ヤポニカ 2017年12月3日まで

展示の紹介

日本人画家が描いた日本の植物、ボタニカルアートの植物画作品展が、英国キュー王立植物園で2016年9月~2017年3月まで開催されていました。

そのイギリスで展示されていた作品の中から選ばれて、日本に帰ってきて展示されている作品展がただいま、上野の科博で開催中です。

植物と私

特殊な植物を見にいく仕事を通して、植物画を描く方に出会い、そして、植物画を見る機会がたくさんでき、植物画が好きになった。

目の前の絵の植物が、一緒に見に行った植物だったりすると、なんだかうれしくなるし、その時の空気や景色を思い出すこともある。

実は、植物はなじむ様になるのに、いちばん時間がかかったし、苦労した。

仕事で覚えることに必死で、嫌だ!と言えなくて、途中、泣きたくなることもあった。

でも、周りには一流の先生や、写真家の方と接する時間が、役得でたくさんあって、

直接、さまざまな植物に関する話を聞いて、フィールドでたくさんの植物を観察していたら、

好きになるのは時間の問題だった。

英才教育をうけていた。

いま思うとありがたい。感謝しかない。

植物名は呪文だったけど。

いまは、ちょっと距離が離れて、自由に見ていられる。

植物の名前はもうだいぶ出てこなくなったけど、まぁいいかと。

植物に興味がもてるようになってから、世界が各段に広がりました。

世界のいろいろなところに行くのに、植物を見る目、楽しめる目があると、2倍楽しめます。

実は忘れてたこの展示を思い出したのは、、、

科博に行く!という記憶と予定はあったけど、なぜ行きたいのかを忘れていた。

つい先日、ランチを食べ、その隣にその食事処と同じ経営のお店があった。

ニールズヤードNEAL’S YARDの本店だ。

で、そこで写真のリーフレットがおいてあって、思い出した。

行きたかったのはこれだったと。

会期が長いと忘れてしまう。

危なかった。

もう一つ、植物画の展示がKITTEでも

そしたら、東京駅前のKITTE、インターメディアテクでも特別展示をしている案内をみつけた。

これも同じく12/3まで。

「植物画の黄金時代 英国キュー王立植物園の精華から」というタイトルだ。

あぁ~、見にいこう。

11/10(金)の18:00~19:30には、

大場秀章先生の講演「植物画の発展とキュー」まである。

あ~、既にほぼ同じ時刻に予定が入っていて、行かれない。

大場先生は植物分類学のすごい先生です。

東京大学総合研究博物館名誉教授です。

でも、大変優しく、きさくな方で、いつもニコニコされている優しい雰囲気が印象的な方です。

お時間ある方、ぜひ聞きに行ってみてください。

事前予約不要ですし、無料です。

先生の声は、眠くなってしまうくらい、優しい声で、ちょっと難しい話になるかもしれませんが、植物お好きな方なら楽しいはずです。

先生のお話は、またの機会に、望みをかけよう。

メッセージ

世界のフィールドを歩き生きてきた私は、移動して自分の知らない世界とつながり、自然や生きもののエネルギーでパワーチャージをしています。クリアな自然の中に身をおき、動植物を感じようとすることは、自分のコアな部分につながり、瞑想しているような落ち着いた時間を過ごすことができます。私とそんな時間を共有してみませんか。

この記事を書いた人

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橋場みき子

生きものと世界の大自然、旅や愛爬ヒョウモントカゲモドキ、ときどき娘のことなど書いています。動植物大好き、自然の旅案内人として、知人・友人に案内しています。2020年3月まで世界の動植物に会いに行く旅を手配・案内する生活をつづけて20年以上、1年に地球5周を移動するような生活でしたが激変。2021年9月私は生きものとのつなぎ人と自覚し復活。鎮まりながら多動し、今日も生きています。

イベント情報

イベント情報

ただいま、オンラインで、zoomを使ってイベント開催中です。リアルなイベントは、様子をみながら再開を検討します。

国内で観察撮影した写真を見ていただき、その時の様子をお伝えしています。

みなさん、ぜひ一度お気軽にいらしてください。

生きものや自然、旅の話でおしゃべりしましょう。

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