ワインはよく飲む。
でも、日本のワインは自分では選ばなかった。
以前に飲んだことはあるけど、特に美味しいと思わなかったから。
でも、そんな自分に変化がありました。
2017年11月3日、山梨で美味しく楽しく、日本産ワインを飲み、ワイナリーを巡った旅は、衝撃的な体験だったと、2週間が経ったいま、思い出しています。
記念すべきワインツーリズム初体験の日、午前10時過ぎから23時過ぎまで、文字通り朝から晩まで(いや正確には深夜まで)日本産ワインを楽しんだ。
そしてボジョレーヌーボーでなくとも、新酒解禁日というのが、ブドウの品種ごとにあって、今回はベーリーAともう一つが11月3日に解禁日という訳だったのです。
何も知らなかったので、言われるがまま、連れていかれるがまま、試飲し、自分の好みをひたすら追求して各ワインセラーで一本または二本、ワインを買い求めました。
10年このエリアのワイナリーに通っているShinyaさんが、どういう順番でワイナリーをめぐると最もお酒もワイナリーも楽しめるかの最適解を考え、案内してくれました。
塩山駅から歩いて行った一軒目のワイナリーをかわきりに、タクシーに乗りながら、時に歩いて散歩しながら6軒のワイナリーに行きました。
このワイナリーはこれが美味しい!というのが明確にあり教わりながら試したり、有料試飲でもこれはおすすめというものを皆で試したり、一つ一つの的確なおすすめが、素晴らしかった。
自分だけでただ行っただけなら、全くわからず、あんなに楽しめることはなかったでしょう。
まさにスペシャルコーディネートでした。
お陰で、日本産のワインがとっても美味しい!ということを知りました。
ほかにも、
甘口といわれるワインが、フルーティで、いわゆる甘口と全然違う美味しさがある、
アジロンという品種の赤ワインの独特な味が、自分好み、
地元で飲む、輸送で傷んでいないワインが一番美味しいとか、
ブドウ棚は雨の多い日本の気候に合わせてブドウを育てる独特ものだとか、
いろいろ知り、とっても楽しい一日でした。
そしてランチでも夜のカフェでも、美味しい野菜とお食事にあう、またまた美味しいワインをShinyaさんが選んでくれ、お店でも一本しか買えなかったというような貴重なワインや、大人数だからこそ楽しめる高めのワインなど、多種多数のワインを一日で楽しみました。
夜は、さらに人数が増えたので「今日一日で、5年分ぐらいの滅多に飲めないようなワインを飲んでますよ!」と説明をうけました。
どれも美味しかったし、今まで飲んだことがない味わいで、そして食べた食事もどれも美味しく山梨サイコー!!と幸せをかみしめました。
この、スペシャルな一日を可能にしたのは、コーディネートしてくれたShinyaさんのお陰。そして、夜の部はMochizukiさんのお陰でもありました。
コーディネートってやっぱり大事だよなぁと、ただ行くだけない旅を可能にするのは人の力だよなぁと。
昨夜、美味しいワインを久しぶりに飲み、約2週間前のワインの旅をしみじみと思い返していました。
Shinyaさん、新しい世界に連れて行ってくれて、ありがとう。
写真は、昼と夜の部の食事とワイン
楽しんだ日に帰ってホテルで書いたのはこの記事です。